仙台は敵地でも、公式戦4連敗中とあって負けるわけにいかなかった。多数の負傷者を抱える厳しい状況だが、イレブンは諦めない。先制を許したものの追い付き、引き分けという最低限の結果を残した。

 苦境を救ったのは高卒入団2年目の19歳、リーグ戦初先発の西村だった。0-1の前半37分、守備2人の間に素早く走り込み、石川直の正確な左クロスに頭で合わせてプロ初ゴール。得点後は両手で「8」をつくり、「いつも指導してもらっている」という負傷中の野沢に背番号で感謝を表した。

 「足ががくがく震えた」試合前、渡辺監督から「相手の3バックの間にいろ」と助言を受けた。J1ではクラブ史上最年少のゴールは、監督の言葉を...    
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