◆らしい右中間打、有終の美 22年の現役生活を締めくくる引退試合。千葉ロッテのサブローは「4番・指名打者」で先発したが、3打席目まで全て空振り三振に倒れた。九回。野球の神様が最後にほほ笑んでくれた。

 カウント1-1からの3球目。外角低めの149キロを振り抜くと、打球は右中間を破った。「右中間が自分の中で、一番きれいかな」。野球人生を象徴する、通算1363本目の安打。到達した二塁上で目元を拭った。

 「つなぎの4番」として、2005年と10年の日本一に貢献。11年途中に巨人に在籍した以外は、ロッテ一筋だった。九回から左翼の守備に就いて1死後、ファンが後ろに陣取る右翼に回ると涙がこみ上げた。「...    
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