増井は序盤、制球に苦しみながらも粘ってチームに貴重な白星をもたらした。一回、いきなり2連続四球を与えた。負ければソフトバンクに優勝マジックが付く可能性もある重圧が投球に影響した。「負けられない意識があって、力が入ってしまった」。先発転向後、脱力することで制球が安定していた良さが影を潜めた。

 だが、そこから開き直った。クローザー時代の力で抑える投球で3、4番を2連続三振に切って取り、無失点で切り抜けた。二回以降も要所で150キロ台の直球とフォークを多投して三振を奪い、6回を投げ5四球を出しながら2安打無失点で勝ち投手となった。

 優勝決定が30日の最終戦にもつれこんだ場合、中5日で登板する...    
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