清水は面目を保った。1―1の後半34分、河井の右からのクロスに、長谷川が頭から飛び込んで決めた。7月にJ2徳島から加入した新戦力は清水で公式戦初先発。「移籍後しばらくけがで試合を上(スタンド)から見ていたが、河井があの位置で持つとクロスを上げていたので、来ると思って動き出した」。早くチームに溶け込もうとした長谷川の努力が実った。

 当時J1で、小林監督が指揮を執った山形時代の2009年の天皇杯で明大を相手に不覚を取った。「大学生相手に戦う難しさを知った」と長谷川は振り返る。内容は伴わなかったが、結果を出すことが最重要だった。

 小林監督は天皇杯で勝ち続け、リーグ戦に弾みをつける9月の青写真...    
<記事全文を読む>