陸前高田市の高田高(村上弘校長、生徒365人)に、東日本大震災の大津波に耐えた1988年夏の甲子園出場記念碑がかえってきた。碑には当時降雨コールドで敗れたナインに寄せた作詞家故・阿久悠さんの「きみたちは甲子園に一イニングの貸しがある」の詩が刻まれている。

 震災後は大船渡市の仮校舎に保管されていたが、新校舎に移転5年でようやく移設がかなった。先輩の無念を胸に練習に励む野球部員や指導者らは、碑を前に悲願達成への誓いを新たにしている。

 碑は練習で使うグラウンドと校舎の間に8月24日に設置された。高田高は甲子園初出場の88年に兵庫・滝川二高と対戦し、3―9とリードさ...    
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