1点を追う八回2死一、三塁。逆転のチャンスで、明石商のプロ注目右腕中森俊介と4打席目の対決となった。ここまで執拗しつように内角を攻められ、2度死球。七回に143キロが当たった背中は、まだ痛んでいた。

◎真剣勝負 胸に刻む
 カウント2-2から5球目、146キロの直球はベルト付近に。フルスイングのバットは空を切り、淡々としていた中森がグラブをたたいてガッツポーズ。「これだけ当てて、あの場面でここに投げられるのか」。逃げない相手に脱帽した。

 新チームになり、「絶対やりたくないこと」と向き合った。小中の野球チームで任され痛感した「誰より...    
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