「大きな経験になった」―。11日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた「2020年甲子園高校野球交流試合」に登場した県岐阜商ナインが、憧れの「聖地」についに立った。新型コロナウイルスの影響で出場が決まっていた春の選抜大会に加え、夏の選手権も中止に。さらには県独自大会も出場辞退に追い込まれた。さまざまな試練に翻弄(ほんろう)されながらも希望を捨てず、たどり着いた「1試合限りの夏」。選手は最後まで勝利を目指し、全力プレーで駆け抜けた。

 選手権中止が決まった5月20日。3月の選抜中止に続く決定に、当時、3年生は「最後の夏」を奪われる形となった。「もう甲子園に立てないと思うと本当に...    
<記事全文を読む>