タイブレークにもつれこんだ八回1死一、三塁。相手が放った内野ゴロを味方が併殺に仕留めて勝利を決めた瞬間、聖隷クリストファーの主戦城西裕太投手(三年)は力強いガッツポーズを決めた。安堵(あんど)の表情を浮かべたその目には涙があふれていた。
 「相手は常葉大菊川。厳しい戦いになるとは思っていた」と話す城西投手。打たれてもしっかり取ろう、と守備陣と気持ちを引き締め合い、自身は「ケアレスミスをしない、集中して投げる」という意気込みで試合に臨んだ。
 好投が続いたが、途中ピンチも訪れた。七回、相手の先頭打者が三塁打を放った。その時ベンチから聞こえてきたのは上村敏正監督の「切り...    
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