県高校野球の名門県岐阜商が2日、岐阜市長良福光の長良川球場で行われた秋季東海大会で劇的なサヨナラ勝ちで決勝に進出し、5年ぶりの選抜切符を濃厚にした。OBの鍛治舎巧監督が名門新生を託されてから、わずか1年半での甲子園。鍛治舎監督は準決勝で0―3と追い込まれてもはね返す選手たちの成長を「最初はやらされている感がぬぐえなかったが、高い意識による自主性が浸透した結果」とたたえる。飛躍的に高めたのは、数値目標を掲げる鍛治舎監督の企業人ならではの独創的発想による「140キロの壁を越える」指導にほかならない。

 鍛治舎監督はパナソニックの元役員。ノルマを掲げ、達成を目指すのはビジネスの常...    
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