仙台育英・大栄の夏が終わった。大黒柱としてチームをけん引してきた右腕は、星稜の校歌を聴きながらベンチの前で泣きじゃくった。「3年生31人でつらいことを乗り越えてきた。最後までやりきれたと思う」。必死に声を絞り出した。
 一方的な展開になりかけた二回、先発伊藤に代わってマウンドへ。「自分が引っ張るんだ。背中で見せていく」。どんな状況でもチームを背負う気持ちは変わらなかった。
 大栄と鈴木の3年2人、笹倉と伊藤の1年2人。最速140キロ超の4人による継投が仙台育英の最大の武器。6失点したが「エースとしての自覚、責任を見てもらいたかった。強気な投球はできた」。最後までプラ...    
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