13日の全国高校野球選手権の星稜ー立命館宇治(京都)戦の六回、星稜のエース奥川恭伸の名前がアナウンスされると、4万4000人のどよめきと歓声が甲子園を包んだ。2点を返され、2死一、二塁のピンチでの緊急登板だったが「準備はばっちりだった」。八回には自己最速を1キロ上回る154キロを記録。初戦で3安打完封した千両役者のマウンドさばきに、観客の視線はくぎ付けとなった。
 試合前、林和成監督から「2、3イニングは必ず投げさせる」と伝えられ、一回から肩をならしていた。寺西成騎(2年)に代わり、慣れない中継ぎ登板で最初の打者に適時打を許したものの、次打者を遊ゴロに仕留め、その後の2イニン...    
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