3季連続の甲子園出場を果たし、11日に全国高校野球選手権大会の初戦を迎える兵庫県の明石市立明石商業高校。その躍進を陰で支えるのは、まだ同校が無名だった頃の野球部OBだ。「今があるのは野球部と監督のおかげ」。忙しい仕事の合間に、グラウンド脇で部員が着替えなどに使う観覧席のひび割れや、破れたネットの補修に汗を流す。(小西隆久)

 2007年度に卒業した会社員馬渡(まわたり)将平さん(30)。2年生の終わりに、狭間善徳監督(55)がコーチとして同校に赴任すると、野球部生活は一変した。

 狭間監督の指導は、練習用のユニホームやスパイクをきちんと整頓するところから。部室の...    
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