夏の甲子園の県代表、筑陽学園の左翼手、野田優人選手(3年)が県予選で着ていたのは、ベンチに入れなかった野球部員で親友の真田賢成選手(3年)のユニホームだった。初戦の11日。野田選手はかばんに入れて甲子園のベンチに向かう。

 真田選手は野田選手と、中学のクラブチームで出会って以来ずっと一緒。高校2年のときに同じ左翼手になり、技術を高め合ってきた。気付けば互いに「こいつを超えたい」と思うようになっていた。

 

 

 今春の選抜大会で、メンバーから外れたのは真田選手。「最後の夏こそ絶対にベンチ入りしよう」とそれまで以上に努力を重ねたが、か...    
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