「一生懸命やれば夢はかなうことを再び選手たちが教えてくれた。表現の仕様がない喜びがある」。藤蔭の総監督で、野球部長を兼任する石井潔校長(67)は、6日の開会式で憧れの聖地を堂々と行進する選手を見つめながら、感慨に浸った。
 元中学校保健体育教諭。福岡県久留米市の宮ノ陣中を最後に退職するまで約30年、同県内の各校で野球部監督を務めた。2014年、退職を機に藤蔭へ。当時はチームが部内暴力による謹慎が明けた直後だった。生徒指導に長く携わっていただけに「まず地域に愛されること」と、身の回りのことから正す地道な指導を親身になって続けた。
 教え子を通じて進学してくる生徒も多く...    
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