高校球児に多くを教え、さらに多くを彼らから教わってきた。高朋高校の監督を二十三年務め、中学校での講師生活を経て、八尾高の監督に今春就任した水上久山(きゅうざん)さん(53)。中学での教え子が半数を占める八尾ナインは、この夏の選手権富山大会でシードの砺波を破り、優勝校の高岡商と競り合うなど、目覚ましい活躍を見せた。縁でつながった教員人生や高校野球にかける思いを聞いた。(山本真士)

 -高朋高での指導は。

 学校生活や野球を通じ、社会で通用する人間を育てようとしていた。最初は「自分が生徒の人生を変えてやる」と勘違いをしていた。野球部の生徒は情熱、時間は県内トップと言...    
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