■兵庫大会 明石商4-1神戸国際大付

 土壇場を楽しめるからこそ、僕たちは強い-。1点を追う九回。打席には、怖いほどの笑みをたたえて大舞台を満喫する明石商ナインの姿があった。水上の適時打で同点とし、なおも無死満塁。「バントしかない」。3球目、やや高めに入った真っすぐを重宮主将が「待っていた」とサイン通りに転がして、三走中森が拳を突き上げながら本塁生還。「勝つなら食らいついて辛抱するパターンしかなかった」という狭間監督のプラン通り、貫き通した「明商野球」が結実した。

 夏までの道のりは決して平たんではなかった。選抜大会で創部初の4強へと躍進したチームは、直後の県大会...    
<記事全文を読む>