5年ぶりの歓喜の輪の中心には、この1年間苦しみながらも成長を遂げた左腕がいた。佐賀北の主戦川﨑大輝が鋭く曲がるスライダーを主体に6安打1失点の力投。「打たれても踏ん張る自分の投球ができた」と胸を張った。

 準決勝を戦い終えた後、「まだ先にも試合があると思って臨みたい」と話したとおり、平常心でマウンドに立った。2点目の援護をもらった直後に1点を許したが、「スライダーが読まれている」と中盤以降は直球の割合を増やすなど冷静さも光った。

 初戦敗退を喫した昨夏。先発を任されたが、四回途中で降板した。昨秋は3回戦で姿を消し、3月の県大会は2回戦・北陵戦で完投したものの、要...    
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