■兵庫大会 育英1-0市川

 「ナイスボール!」。力投を続けるエースを、バックの力強い声が後押しした。市川の左腕横井と二塁手河野は小学生時代、地元の少年野球チームで全国優勝を果たしたバッテリー。再び全国舞台を目指した夢はついえたが、その表情には苦楽をともにしたからこその充実感がにじんだ。

 別々の道で野球に打ち込んだ中学3年間を経て、ともに市川の門をたたいた。「2人が行くなら」と、小学生の時のメンバーだったベンチの木村、江見も同校へ。河野は「3人がいたからやってこられた」と振り返る。

 試合は九回、窮地で外に甘く入った直球を左前へ運ばれ涙をのんだ。「あ...    
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