高校野球沖縄大会の決勝に挑む興南高校。過去には「興南旋風」、甲子園春夏連覇を成し遂げた名門だ。名将・我喜屋優監督は同校の主将で4番打者でもあった。

米統治下、沖縄沸かせた快進撃

 

 沖縄勢が初めて甲子園に出場したのは1958年の第40回記念大会だった。当時の沖縄は米国の統治下にあり、球児たちが持ち帰ろうとした甲子園の土は植物防疫法により持ち込みが認められず、那覇港への上陸目前で海に捨てたのは有名なエピソードだ。

 それから10年後の68年。

 我喜屋監督は興南の主将で4番打者、中堅手として50回大会に出場した...    
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