3年生でエースの熊野輝也は、父親と兄が田辺高校の野球部OBで、姉は同部でマネジャーをしていた野球一家。家族の応援を受けて「何が何でも勝つ」との決意で1回戦に臨んだ。

 1年生の冬に捕手から投手に転向し、昨夏の和歌山大会からエースとして登板。秋季近畿大会ではベスト4の成績を残した。年明けから調子を落としていたが、5月の練習試合で先発してからは復調していた。

 田辺は1回に3点を先制し、一時4点をリード。先発した熊野は自身の投球を「全然駄目だった。緊張してしまった」と振り返るように、5回に同点に追い付かれ、6回からは2年生の西竜輝にマウンドを譲っ...    
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