7日、静岡市駿河区の草薙球場で開幕した全国高校野球選手権静岡大会。袋井高野球部3年の稲垣喜紀選手は、中学3年の時、1型糖尿病と診断された。自らの活躍で、同じ病気の子供を励まそうと張り切っている。
 当時、食べても食べても体重が減っていくことに不安を感じて診察を受けた稲垣選手は、初めて聞く病名に戸惑った。「野球、続けられるのかな」
 約1カ月間の入院生活を乗り切る力を与えてくれたのが、同じ1型糖尿病でプロ野球の阪神で活躍する岩田稔投手の著書だった。「病気をマイナスじゃなく、自分の個性と捉える言葉に勇気づけられた」
 自宅から近い、強豪の袋井高で甲子園を目指そ...    
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