二十九日に開幕した高校野球愛知大会で、江南市の私立滝高の野球部が七日、惟信高(名古屋市)との初戦に臨む。昨夏の大会後、新チーム部員がわずか三人になり、試合すらできない危機的な状況が続いたが、今春、一年生が加わり、再び活気を取り戻した。初戦を控え、選手たちは野球ができる喜びをかみしめ、必死に白球を追っている。

 二日午後、滝高のグラウンドでは、野球部員たちがゲーム形式の練習に取り組んでいた。快音が響き、外野に飛んだボールを、泥だらけの練習着に身を包んだ一年生たちが一斉に追い掛けていた。

 ここまで来るのは苦難の道だった。昨年の大会後に上級生が引退し、残ったのはわず...    
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