第九十一回選抜高校野球大会の初戦を目前に控える県勢の啓新。救援投手の浦松巧選手(三年)の母方の祖父、吉田澄夫さんはかつて、甲子園に出場した球児だった。九年前に他界し、晴れ舞台での雄姿を見せることはできなかったが、「じいちゃんに、甲子園での勝利を贈りたい」と活躍を誓っている。

 澄夫さんは一九六七年、若狭高野球部の一員として春夏連続で甲子園に出場した。春は遊撃手、夏は右翼手でいずれも一番打者を務め、甲子園通算成績は7打数2安打。チームは春は報徳学園(兵庫)、夏は武相(神奈川)に初戦で敗れた。

 チームメートで捕手だった大谷正由さん(69)=美浜町久々子=によると、...    
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