高校卒業後も大学、社会人、プロに舞台を移して野球を続ける静岡OBが増えている。高校で燃え尽きない、先輩の飽くなき向上心は後輩への刺激となり、母校の飛躍がOBの励みとなる好循環が生まれている。
 県内屈指の進学校の野球部には、指定校推薦で大学進学という選択肢がある。栗林俊輔監督は「入学した時点で8割方満たされてしまう」と危惧した。甘えを封じるため、野球の実績で入学した学校裁量枠選抜の部員には、「野球で評価されて、大学から声が掛からなければ負けだ」と言い含めてきた。
 2014年夏の甲子園出場時のエース辻本宙夢(駒大3年)は昨秋、東都大学2部リーグで3勝、防御率1・25...    
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