「一球無二を胸に刻んで」-。2014年11月から母校・佐賀西高で常任コーチを務めていた、元プロ野球選手の永尾泰憲さん(67)=佐賀市=が、9月の九州地区高校野球佐賀大会を最後に惜しまれながらコーチの任を降りた。

 「うちの緊張しいの1番はどうかな」。9月22日、永尾さんは鳥栖工との3回戦をバックネット裏の関係者席から、愛情いっぱいのまなざしで見つめた。序盤からリードを広げられてコールド負け。1点を返し意地を見せた選手たちを、「点数は離れても、最後まで必死に戦っていた」とたたえた。

 プロ野球経験者の学生指導は2年以上の教諭経験が必要だったが、2013年施行の新制度で短期間の座学研修...    
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