高校最後の夏に、兄を超える-。第99回全国高校野球選手権大会で、13日の初戦を突破した明豊(大分)の背番号13、三好泰成選手(3年)は、球児だった兄をずっと追い掛けてきた。兄も5年前の夏の甲子園に出場。しかし打席には立てなかった。「自分が打席に立つ」。初戦で代打出場した三好選手は、兄との「約束」を一つ果たした。次戦は、兄弟の夢である甲子園での初ヒットを狙う。

 五回、4-1と勝ち越した直後の1死一、二塁の好機に代打を告げられた。スタンドから「三好」コールを浴び、力が全身にみなぎるのを感じた。2ストライク後の3球目、変化球にフルスイングしたがバットは空を切った。三振。「追い込まれて...    
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