マウンドへと向かう森田直哉(3年)に、気負いはなかった。佐賀大会準決勝の佐賀工戦。先発の安在悠真(2年)と五回から継投した松隈晴基(3年)が打ち込まれ、7-7と追い付かれた六回表。なおも2死二、三塁という窮地に登板した森田は130キロ台の直球でしのぎ、九回まで無安打に抑えて12安打ずつを放った打撃戦に終止符を打った。

 「スタミナに乏しい自分でも、2人がいるから全力で投げられる」。森田は試合後、笑顔の2投手を見てあらためてそう感じた。

 昨秋と今春の九州地区高校野球佐賀大会は腰と右足首を痛めて投げられなかった。今夏の佐賀大会は19回1/3を投げてわずかに1失点。自他共に認めるエース...    
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