3―3の十回裏、明徳義塾高校の守備。2死二、三塁の一打サヨナラの場面で、打球がセンター方向に飛んだ。二塁ベース寄りの嫌なコース。二塁手近本が、この当たりをほぼ正面に回り込んでつかみ、一塁へ。スリーアウトを取って、次のイニングへつないだ。

   延長十二回。しびれる激戦の勝敗を分けたのは守備力だ。明徳は、近本のほかにも、左翼谷合がフェンスに当たりながら邪飛を捕り、すぐ後には、一塁手久後が頭上を襲ったライナーを思い切り伸び上がってキャッチ。八回には市川が送りバントを素早く処理して一走を二塁封殺した。左前打をファンブルした谷合が、あろうことかボールを蹴っ飛ばしても、遊撃今井が素早くカ...    
<記事全文を読む>