右目を失明している鳴門渦潮の竹内虎太郎選手(17)=3年=が、12日の1回戦、日本文理(新潟)戦で三塁コーチを務めた。努力を重ねて立った憧れの舞台。磨いてきた的確な状況判断で、仲間を本塁に導いた。「最高の場所だった。ここに来られて幸せ」。勝利はつかめなかったが、やりきった思いと仲間への感謝で涙があふれた。

  四回。走者一塁で鈴江が安打を放つと、迷わず大きく腕を回した。中堅手の体勢と連係を分析した上での判断だった。走者は一気に生還し「1点でも多く取るのには貢献できた」と少し誇らしげに言った。

  2015年12月、練習中に打者の打ち損じたボールが右目を直撃。緊急搬送され、手術を二度...    
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