力投は報われなかった。延長十一回、決勝打を浴びた神戸国際大付の2番手花村。「自分で負けてしまった。悔いが残ります」。マウンドでは気丈に振る舞った左腕も試合後は涙をこらえられなかった。

 166センチ、58キロの小柄な体を躍動させた。六回にエース岡野から後を託されると、「僕の変化球は真っすぐが生きてこそ」と、目いっぱい腕を振った。左打者には外角低めを突き、八回は2者連続見逃し三振。右打者には鋭いスライダーとスプリットを織り交ぜ、バットを空転させた。

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