六回1死二、三塁。打席に立った山内良太選手(二年)がベンチを見ると、監督のサインはいつもの「エンドラン」。「毎日のように練習した。転がせる自信があった」。初球は狙っていた外に逃げるシュート。打球は三遊間に抜け、同点の一打になった。

 八回2死二、三塁。再び好機が巡ってきた。強いゴロを三塁に打ち返し、一塁手が送球を取り損ねたのを見ると、夢中でヘッドスライディング。この間、二人の走者が生還して勝ち越した。

 京都府舞鶴市出身でメンバーでは唯一の県外出身者。中学時代の指導者が坂井のコーチと知り合いだったことが縁で見学が実現し、バントやエンドランなど細かなプレーの練習を大切にすることに魅力...    
<記事全文を読む>