兵庫県西宮市の甲子園球場で開かれている第九十九回全国高校野球選手権大会で、十七年ぶりに初戦を突破した県代表の松商学園(松本市)。この夏、野球部員の伴場洋紀さん(三年)はチームのマネジャーとして甲子園の土を踏んだ。

 伴場さんは七月、マネジャーになったばかり。部員が百人を超す野球部で、最後の夏のベンチ入りを目指し練習を重ねていた。打撃の調子も上がり、一番上のAチームに昇格。強豪校との練習試合で本塁打を打つなど活躍した。だが、メンバー発表の日、足立修監督からマネジャー転向を打診された。

 「絶対につかみたかった最後のチャンス。全力で取り組んできた分、悔しかった」。それでも「甲子園に行く...    
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