5打数3安打1打点の活躍で、松商学園の初戦突破に貢献した井領大輔選手(三年)。憧れ続けた兄と同じ夏の大舞台に立ち、兄が届かなかった勝利の喜びをかみしめた。

 九年前の夏、松商学園の選手として、夏の甲子園でプレーした兄・翔馬さん(25)=当時二年=の背中を追い掛け、同校に入学した。翔馬さんは卒業後、プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ「信濃グランセローズ」の野手として、約五年間活躍した。

 現在は、二人とも実家のある上松町から離れ、別々に暮らしているが、顔を合わせればキャッチボールをしたり、翔馬さんが井領選手の打撃フォームを見てアドバイスをしたりする。井領選手にとって翔馬さんは、...    
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