「主将で背番号2。それなのに何で試合に出ていないんだ」。打撃の調子が上がらず迎えた県大会。準決勝までの6試合で先発出場は2回だけ、ベンチで何度も自分を責めた。わずか2安打と結果も出ず、悩んでいた時、メールで相談した父の協さん(51)から返信があった。「どんな時も笑顔で自分の持ち味を出せ」 それからは「できることをやろう」と気持ちを切り替え、ベンチから配球を再度研究した。決勝で先発すると、「相手チームは強気で直球を振ってくる」との分析から、低めに変化球を集めて好リード。エース板川佳矢投手(二年)を完投勝利に導き、平田徹監督の信頼を取り戻した。

 これまでの経歴は輝かしい。中学時代は...    
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