右翼から力のないボールが返ってくるたびに、点差はどんどん開いていった。明桜は投打の柱、山口の負傷が響いて見せ場なく敗れた。輿石監督は「山口が万全でないことが全体の気負いにつながった。私がコントロールできなかった」と振り返った。

 秋田大会決勝で右肩を負傷した大黒柱は痛みをこらえながら右翼で先発出場した。しかし、返球できるのはわずか20メートルほど。東東京の激戦を勝ち抜いてきた二松学舎大付打線は、したたかにその穴を突いてきた。

 長打8本は全て中堅から右方向。中継に入る二塁の早川主将は「相手打線が(山口)航輝を狙っている感じがした」と明かす。守備機会を減らそうと一、二塁間を詰めたが、...    
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