甲子園球場で8日開幕した第99回全国高校野球選手権大会で、岩手、山形、埼玉、岡山の四つの代表校の指揮を東北福祉大出身の監督が執る。出身大学別では仙台育英の佐々木順一朗監督らを輩出した早大の5人に次ぐ多さだ。

 4人のうち、おかやま山陽(岡山)の堤尚彦監督(46)は異色の経歴を持つ。大学卒業後、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてアフリカに渡り、ジンバブエとガーナで計3年間野球を指導した。

 アフリカでの生活はスリルに満ちていた。ジンバブエは世界最貧国の一つで治安が悪く、強盗に遭うこともしばしば。「脇腹にナイフや拳銃を突き付けられても、犯人に値切り交渉するすべを身に付けた...    
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