「甲子園だ! よくやった」。序盤の大量得点で流れをつかんだ興南高校が甲子園への切符を勝ち取った。勝利の瞬間、スタンドでは在校生や父母らが抱き合い、喜びの声を上げ、瞳を潤ませながらナインの活躍をたたえた。初回に興南が2点を先制し、二回に5点、三回に6点と序盤から得点ラッシュ。チームカラーのオレンジ色に染まったスタンドは、歓声が途切れなかった。

 初回、先頭打者で安打を放った仲村匠平一塁手の父明さん(43)は息子のいきなりの活躍に少し驚いた様子。「このまま自分のプレーをしてほしい。油断は禁物」とグラウンドの息子を真っすぐに見つめていた。

 決勝のマウンドを任されたのは大会初先発の1年生...    
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