■本番想定の練習 「甲子園はもっと暑いぞ」「しっかり声を出していこう」-。佐賀大会決勝の興奮冷めやらぬ25日、唐津城の真下にある早稲田佐賀のグラウンドには、早くも甲子園へ向けた練習に汗を流す選手たちの姿があった。

 参加41校への事前取材で多くの主将が「うちにも優勝のチャンスがある」と答えた今大会。その言葉通り、実力伯仲の好ゲームが続き、準々決勝までにシード4校すべてが姿を消した。大混戦から抜け出し、最後に歓喜の輪を広げたのは、帽子にえんじ色の「W」を刻んだ選手たちだった。

 チームの走り出しは順調ではなかった。腕試しの場となる昨秋の県大会は、腰を痛めたエース森田直哉がベンチから外...    
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