春夏15度の甲子園出場を誇る市神港に続き、前身の北神商時代に2度甲子園の土を踏んだ兵庫商が「最後の夏」を終えた。

 3年生だけの14人は一丸となって第1シードに食い下がった。冬場、1日千スイング振り込んできた打撃で三回に一度は逆転。14安打を浴びても集中力を切らさず、大量失点は許さなかった。

 代打や守備の交代も含めて12人が出場した。腰を痛めている岡崎諒は伝令で、学生コーチの徳山虎大もベンチワークで貢献した。中井二千翔(にちか)主将は「楽しいこともつらいこともこのメンバーで経験してきた。全員で力を出し切った」と笑顔で振り返った。

 九回、先頭打者が粘って四球を選んだが、1死後、併殺...    
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