【全国高校野球選手権福井大会決勝・坂井3―0敦賀】 89球で2安打完封。夏の甲子園初出場を決めた大一番の投球は、坂井の吉川大翔らしさが凝縮されていた。「調子は良くなかったが、修正できた。球数を抑えられたのは良かった」。省エネ投法と修正能力の高さを同時に示した。

 2日連投の立ち上がりは「思うように腕が振れなかった」と吉川。一回は球が高めに浮き、2連打で1死一、二塁とされたが、投ゴロ併殺で窮地を切り抜けた。

 「投げるときに体が前に突っ込み気味だった。重心を後ろに置いたら、自分のボールが行きだした」。三回以降は毎回の三者凡退。五回の3アウトは全て内野ゴロだった。捕手石川雅晴の構え通り、...    
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