降雨ノーゲームから一夜明けた再試合。坂井は前日温存したエース吉川大翔(ひろと)投手(三年)を先発のマウンドに送り、早々と流れをつかんで投打に武生を圧倒した。

 準決勝まで一日空くとはいえ「疲労を考えると休ませたかった」のが川村忠義監督の本音だった。先発させたのは「本人が投げたがっていた」から。その左腕は6回を11奪三振、1失点。「リラックスしてしっかりコーナーを狙って投げられた」。走者を背負っても冷静さを失わず、最少失点で切り抜けた。

 エースの好投で攻撃もリズムをつかんだ。走者が出れば、ノーサインですぐさま盗塁を仕掛け、好機を広げる。吉田温郎主将(同)が「毎日のように取り組んでき...    
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