「東邦高校時代に戻って鬼の阪口になる」。高校野球の名将大垣日大の阪口慶三監督(73)が選手に告げたのは昨秋の県大会2回戦で夏の岐阜大会決勝に続き、中京学院大中京に敗れた直後だった。大垣日大でかつてない“地獄”の練習に耐え抜いた選手たちは、約10カ月後の27日、岐阜市長良福光の長良川球場で行われた岐阜大会決勝で同じ相手中京を6―3で下して3年ぶり4度目の甲子園出場を決め、歓喜に沸いた。

 阪口監督は2005年、大垣日大の監督に就任。前任校での「鬼の阪口」を封印し、「仏の阪口」として指導し、07年の選抜準優勝など輝かしい実績を重ねてきた。夏は13、14年と連続で甲子園に出場したが、1...    
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