降雨中断を挟んで約5時間半に及ぶ雨中の戦いを終え、歓喜に沸いた藤枝明誠ナイン。新チーム発足当時から「ヘボ軍団」と光岡監督に言われ続けたチームが、野球部の歴史に誇れる足跡を残した。「厳しいことばかり言ってきたが、今日だけはたくさん褒めてあげたい」。指揮官の表情が和らいだ。

 2011年に静清を初の選抜出場に導いた光岡監督が明誠を率いて4年目。イズムは着実に浸透した。堅守で負けない野球を掲げ、犠打失敗や四死球、凡ミス、失策をなくすことを徹底させた。主将の中田は「ほとんどの時間を守備練習に費やした」と振り返る。

 チームのスタイルを見失いかけたこともあった。昨秋は2年連続で東海大会に出場...    
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