はやる気持ちが空回りした。一回、塩尻志学館1死二、三塁の好機。先制点を取ってチームに弾みを付けたい。四番の日原悠貴選手(三年)は直球に狙いを絞り、真ん中低めの球を振り抜いた。タイミングが合わず、遊ゴロに。「打てる自信はあった。でも、甘くなかった」と悔しさをにじませた。

 その裏、4点を先制された。流れは相手に傾き、戻ってこなかった。「自分が打てばチームが勢いづく」。意気込んで臨んだ二打席目も三振に倒れた。

 チームで一番小柄な身長一五八センチ。中学時代も打撃力を買われて一番を任されたが、コンプレックスだった。体格の勝る相手に力負けすることも少なくなく、身長を結果が出ない言い訳にして...    
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