準々決勝という大一番で、桐光学園・野呂監督は「練習試合でも大崩れしなかった。どっしり構えてメンタル面でも心配はなかったので」と、左右の1年生投手を大胆起用した。

 湘南ボーイズのエースとして全国優勝も経験した谷村は130キロ台後半の直球で押す。「緊張したが、腕がよく振れていた」。四回途中で交代した左腕冨田も見せた。さえたのは松井裕樹(楽天)の再来を予感させるスライダー。「低めに投げることを意識した」と八回まで投げてエース棒田に託した。

 3年生の女房役・桂川が「大舞台は初めてだろうし」と盛り上げ続け、2人からは自然と笑みがこぼれた。谷村は5失点、冨田は3失点を喫したが、指揮官は「ビ...    
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