初球のストレートを迷いなく振り切ると、会心の当たりが左中間のフェンスを直撃した。三回表、4番永井敦士選手(三年)の二塁打で、二松学舎大付は貴重な2点を追加。「高校生活で一番の当たり。『絶対に打つ』という強い気持ちだった」と胸を張った。

 都立足立西高の球児だった父寿和さん(52)がコーチを務める学童野球チームで、小学二年の時に野球を始めた。高校では一年秋からベンチ入りし、主に4番を任されて高校通算47本塁打を打った。4番は好機に打順が回ってくる。身長178センチ、体重91キロという恵まれた体に加え、「心の面でも強くなろう」とずっと言い聞かせてきた。

 しかし、今大会は決勝までの6試...    
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