初回から本塁打を浴びたが、背番号「3」のエースにひるむ様子はなかった。ゆっくりと帽子をかぶり直した183センチの長身に、周囲の励ます声が飛ぶ。対するは先発伊藤敦紀に二塁安里樹羅、復帰した遊撃湯浅大ら、全国に名の通る好選手が並ぶ健大高崎。そんな実績や戦力の差は、ゲームが始まってしまえば頭から消え去った。ただ勝利へ、ひたむきに腕を振った。 ◎背番号「3」のエース  右利きながら小学5年生から左腕投手の経験を積んだ。大泉では将来の主戦と期待され、2年生の春には公式戦マウンドを任された。秋は当然「1」を背負った。しかし秋、春の大会はいずれも初戦敗退。チームの話し合いで最後の夏は「3」と...    
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