沖縄の高校野球を沸かせた島の名将が、再び聖地を目指して汗を流している。

 昨年夏、八重山商工高を勇退した伊志嶺吉盛さん(63)は、同12月に大分県の日本文理大付高の監督に就任し、36人の部員たちと共に日々グラウンドに立つ。「ここに来るときに覚悟は決めてきた。3年以内に甲子園に行く」。教える場所が変わっても、野球への情熱は衰えることを知らない。(我喜屋あかね) 八商工では2006年、現ロッテの大嶺祐太投手らを擁し、春夏連続で甲子園に出場。全国の離島勢で初めて自力で甲子園切符をつかんだ快挙だった。

 昨夏、監督を退任した後「心に穴が空いた感じ。悶々(もんもん)として引きこもっていた」と...    
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