名前も知らなかった選手が突然現れ、ピンチを救う。明徳義塾の試合で、そんな場面が年々、増えてきたと思うのは気のせいだろうか。

 ここ数年の、夏の高知県大会決勝の最終回だけを見てもそうだ。1点を追う2死一、二塁で、背番号20の代打が逆転の三塁打。捕れれば甲子園決定だが、捕れなければ同点、さらに逆転サヨナラのピンチを背負うという大飛球を、直前に守備固めで入った外野手がスーパーキャッチ…。

 2016年秋の四国大会を6年ぶりに制した現チームは「代打が救世主」という場面はなかったが、高知県大会で出番がなかったのに、四国大会でいきなり大活躍した選手がいる。「1番サード」で攻守に奮闘した田中闘(...    
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