2017年の明徳義塾打線は、下位のしぶとさが光る。下位が小技や機動力を駆使して上位につなげば、得点の期待は高まる。チャンスを広げる走塁やバントを重視するのも、明徳の伝統だ。2016年秋の四国大会と神宮大会で7、8番を打った、近本攻生、筒井一平の2人に聞いた。

 近本は「足は速くない」そうだが、それならなおさら、どんな工夫をしているのか気になる。

 走者一塁で単打が出た時、一塁からどこまで走れるか。近本は「レフトの正面への当たりは、三塁は最初から無理。でも三塁線とか、ショートより右に飛んだら、三塁だけでなく本塁まで考えて走る」という。

 もう一つは、走者二塁で適時打が出た時、本塁返球の...    
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